提灯の製作方法
ここでは特注提灯の作成方法ということで、昔ながらの和紙提灯の“竹ひごを削る”という特注製造工程から完成まで、どのような製造手順で通販オーダーから特注提灯が完成に至るのかを要所要所、説明させて頂きます。
普段、なかなか想像もしないと思いますが、せっかく特注オーダーの提灯をご検討されているタイミングですので、少しでもプリント提燈のことを知って頂くためにぜひ、閲覧頂けましたら幸いです。
- 1.竹ひごを削る
- 和紙提灯製作では輪にした時、段差をなくすため竹ひごの先端を削ります。
- 2.竹ひごを巻く
- 和紙を使いながら竹ひごを輪の形に作成していきます。
- 3.竹ひごをためす
- 均一な丸みをつけるため竹ひごを纏めて束にしてしごきます。
- 4.型を組む
- 再度、輪にした時の段差をなくすため竹ひごの先端を削ります。
- 5.型にかける
- 先ほど丸めた竹ひごを型の目にあわせて、かけていきます。
- 6.糸をかける
- 竹ひごに糸を固定します。提灯の仕上がりに影響する大事な作業です。
- 7.糊（のり）をつける
- 竹ひごに適当な量の糊（のり）を均一に塗っていきます。
- 8.紙を貼る
- 提灯の型に合わせて、和紙を丁寧に貼っていきます。
- 9.型をはずす
- 糊（のり）が乾いたら、ちょうちんから型をはずします。
- 10.折り畳む
- 竹ひごの間に筋（すじ）を入れながら折りたたんで完成です。
- 11.尺マトイ（かけ糸）
- 色々な工程を職人が作業し、和紙提灯の完成です。
